ビデオカメラ売れ筋モデル【ソニーCX670/パナソニックW570M】性能・価格比較!
2015年モデルの各社ビデオカメラの中で売れ筋トップを争っているのが
【SONY HDR-CX670】と【Panasonic HC-W570M】
価格帯もほぼ同ランクの2機種を主要性能、機能・拡張性、価格で比較。
主要性能比較
まずはビデオカメラの主要性能となる画素数・レンズ・手ブレ補正・ズームなどを比較表でチェック。
? | SONY 【HDR-CX670】 |
パナソニック 【HC-W570M】 |
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撮像素子 | CMOS 1/5.8型 | MOS 1/5.8型 |
総画素数 | 251万画素 | 251万画素 |
動画有効画素数 | 229万画素 | 220万画素 |
静止画有効画素数 | 229万画素 | 220万画素 |
ハイビジョン対応 | フルハイビジョン | フルハイビジョン |
動画解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
光学ズーム | 30 倍 | 50 倍 |
デジタルズーム | 350 倍 | 500 倍 |
記録メディア | 32GB | 32GB |
液晶モニター | 3 インチ | 3 インチ |
手ブレ補正機構 | 空間光学手ブレ補正 | 5軸ハイブリッド手ブレ補正 |
焦点距離 | 26.8mm~804mm | 28mm~1740mm |
F値 | F1.8~F4 | F1.8~F4.2 |
最低被写体照度 | 6ルクス ローラクスモード:3ルクス |
4ルクス ナイトモード:1ルクス |
静止画解像度 | 最大920万画素相当 | 最大1000万画素 |
実撮影時間 (付属バッテリー) |
約1時間15分 | 約1時間10分 |
幅x高さx奥行き | 57.5×66.5×121 mm | 60x62x129 mm |
本体重量 | 305 g | 268 g |
- 撮像素子(イメージセンサー)
- パナソニックは独自に開発しているMOSを採用し、SONYは独自の裏面照射型構造によるCMOSイメージセンサー 「Exmor R(エクスモアアール)」を採用しています。MOSはCMOSに比べ「明るく撮れる」「」消費電力を抑える」と言われています。ただ撮影時の消費電力に関しては仕様(数値)はどちらも同じで大きな差はありません。
- 画質(画素数・動画解像度)
- 動画・静止画共に有効画素数はほぼ同じで、フルハイビジョン(1920×1080)画質の同スペックモデルとなっています。
- ズーム・接写
- パナソニックはズーム性能にこだわっている分、光学50倍デジタル500倍に加えデジタル90倍ズームまでのハイビジョン撮影が可能な「iAズーム」機能まで搭載しています。
SONYのズームは光学30倍までとどちらかといえば広角撮影を考えた設計になっています。また近接撮影ではSONYは最短撮影距離1cmまで寄ることができます。 - 手ブレ補正
- 手ブレ補正についてはどちらも光学式ですがブレの補正機能が若干異なり、SONYは「空間光学手ブレ補正」で動きながらの撮影大きめのブレ補正が得意で、パナソニックは「5軸ハイブリッド手ブレ補正」で望遠(ズーム)撮影でもブレの少ない映像が得意といった違いになります。
- レンズ・明るさ
- レンズのf値はどちらも1.8となっていますが、最低被写体照度はパナソニックがナイトモードで最低1ルクスまでと暗所での撮影に向いています。
おもな機能・特徴
ワイプ撮りが人気のパナソニック
昨年から人気のサブカメラを搭載したワイプ撮り機能。運動会や結婚式など2つの被写体(シーン)を同時に撮影できるべんりな機能
拡張性を重視するならSONY
パナソニックHC-W570Mのデメリットといえるのが『マイク入力端子がついていない』『レンズフィルターがつけられない』とう点。
裏面照射CMOSは屋外の撮影で光のチラツキが起こることもあるのでNDフィルターなどをつけたいシーンも。
そのあたりの拡張性を考えるとSONYが柔軟に対応できます。
人気モデルの気になる価格動向は?
HDR-CX670の価格動向
2015年1月の発売から半年が過ぎ、5月のゴールデンウイーク明けから平均価格・最安値ともに値下げ傾向に。
現在の実勢価格は5万円ジャストあたりで推移しています。
HC-W570Mの価格動向
同じく2015年1月の発売だったW570M。SONYに比べて早い時期から値崩れが始まり、現在の実勢価格は4万円台前半とかなり値下がりしています。
- 買い時は?
- 8月にかけて各メーカー・家電量販店は決算セールに入るこの時期が直近での買い時になります。
運動会シーズンになる10月頃は値下げよりもメモリーや三脚などの購入特典がキャンペーンで出たりします。